お家騒動も終息かと思いきや、水本が・・・。2008年01月12日 17時00分00秒

 ジェフのお家騒動に端を発してから、選手の移籍騒動に悩まされ続けて来て此の方、それもGM不在のクラブに対し、足元を見られたことによる情報合戦の様相を呈すものとして、耳を貸さないように静観していたが、ここにやっと昼田強化部長のGM昇格と新監督がクゼ氏に決定したことは、一時の安堵感を覚えさせてくれた。
 おそらく、GM候補に関して言えば、日本中に醜態を晒したクラブのGMなどに、現在の地位から外れてまで、好んで就任される方など存在しないだろうし、外部からの招聘は難航したのではあるまいか。
 その中で、比較的選手に人望のある昼田氏が、統括本部長に就任されたことは、現実的であるように思え、個人的に異論はない。そして、同じタイミングで新監督の発表がされたのも、水面下の交渉が帰結し、人事権限を持ったGM就任と同時期にした方が好都合であったと考えるのが一般的であろう。
 新監督のクゼ氏に関しては、クロアチアの名門、ディナモ・ザグレブの監督経験や代表監督を歴任し、Jでもガンバ大阪の監督経験を持った輝かしいキャリアの持ち主であるようだが、チーム作りや戦術においてどのようなサッカーをするのかは、正直わからないので、逐一情報を取り入れて行きたいと思う。

 しかしながら、昨日今日のニュースで、安堵感を覚えたのは監督人事だけではない。坂本隊長の復帰は、ジェフサポの自分にとっては非常にありがたいニュースである。端から見れば千葉の強奪のように思えるかもしれないし、新潟の方からは恩知らずと反感を買うのは無理もないが、千葉が正当なヘッドハンティングを行った成果であり、何よりも坂本隊長本人の決断によるものなので、個人的には、坂本隊長のキャプテンシーに期待したいと思う。
 ところで、坂本隊長の引き抜きは、他の選手へ慰留させる為の材料の他に、セルティック移籍が濃厚と言われている、水野移籍の為の布石を打ったと考えられるのでないか。
 水野のプレーは、大車輪の活躍をする時もあれば、全く目立たずに軽いプレーで終始してしまう時もあり、精神的な未熟さを露呈している感が否めない。加えて、感情を露にするタイプでもあるので、アマル前監督と衝突したことも話題に上がった。昨季はオリンピック代表と、不調なチームの狭間に立たされ、孤軍奮闘が目だった事もあったが、モチベーションが継続できず、十分なパフォーマンスを発揮できないでいた感もあるので、個人的にはもっと高みを目指して欲しい期待感から、彼のプレーにはあまり満足していない。
 このような彼に対し、クラブがどのような評価をして、契約を延長しなかった経緯をうすうす感じ取れることはできても、正確に把握することはできないが、元々海外志向が強かったようなので、Jの他クラブへ移籍しないだけでも良しとするしかないのかもしれない。それでも、クラブに入って来るものは何もないのだけど・・・。

 そして何よりも昨日今日のニュースで一番心配なのは、「千葉・水本がG大阪に移籍へ」の見出しである。これだけは、例えガセネタだとしても踊らされてしまう程のインパクトがある。他の選手ももちろん大事だが、水本だけは何としても絶対阻止しなかればならない。それとも、坂本隊長を引き抜いたようにイリアンを引き抜くようなウルトラCでもやるのか。いや、そんなことは広島への仁義を守る為にもしてはならない。

 少し個人的な感情と偏見で誇張しすぎて、見苦しい文章になってしまったが、水本は何としても絶対阻止してほしい。それだけは、昼田統括本部長になんとしてでも慰留に努めてほしいし、個人的にもサポーターコミュニケーションデーへの意見として選手の慰留を一番に上げ、一人も多く残留できることを願っている。
 GMが正式決定したことで、交渉役が一本化され、今まで噂レベルで終始していたものが、これから本格的に慌しくなることだろうから・・・。

千葉マリンマラソン完走記2008年01月20日 19時02分00秒

 今日、人生初めてのハーフマラソンを走ってきました。
 その舞台は千葉マリンマラソンです。

 まず、今回のマラソンにエントリーした動機ですが、

1.今の自分に渇を入れるため。
2.高校野球県予選で、千葉マリンの人工芝を踏む事ができなかった為、その人工芝を踏んでみたいとの願望によるもの。
3.マラソンには自身があった。(小学生時には駅伝で区間賞、中高は野球部でありながら、校内マラソン大会で10位以内に入っていた実績を持つ)

※ちなみに、今までの人生で、まともに走った最長距離は10キロであり、走り続けた時間は35分です。

 というわけで、今回走る為のシューズとシャツとタイツを揃えて、二週間前からランニングを始めました。
 初日は約7キロの、自分で考えたコースを走ってみましたが、体力が相当落ちていることを心身共に味わい、途中で歩く始末。さらに、最初の三日間は筋肉痛が酷い状態でした。
 しかし、四日目も過ぎた頃、筋肉痛も治まって歩かずに完走できるようになりました。そして、8日目くらいから、本番を見据えランニングの距離を約12キロに伸ばしました。しかし、完走できたのは12キロを走り初めてから4日目で、その時は、左足首と両膝が痛み出し、本番前の二日間は大事をとって休みました。
 そのような状態で今日の本番を迎えたので、一応目標をハーフ1時間30分と自分の中で設置しましたが、完走できれば満足というような弱気なところも交錯した心境でした。
 
 いよいよ気温5度の中、スターターの小出 義雄監督のピストル音でスタート。小出監督に手を振って別れた後、ペース配分がわからない僕は、ペースを上げ、どこまで持つかわからない状態で走っていました。
しかし、3キロを過ぎた頃、徐徐に息が上がり出し、21キロの前途多難な冒険がいかに苦しいことかを痛感させられる羽目に遭いながらも、ペースをを落とそうとせず走り続ようとしましたが、それは叶わぬ状態でした。そして、自分に相応しいペースを保ちながら7キロ地点を過ぎた頃、職場の仲間が声援をくれました。「おー何と心強い・・・」
 
その後もそのペースを保ち続け、10キロに差し掛かる手前で、何と靴紐が解けてしまいました。「おー、何というアクシデント!」
しかし、踏ん張って走り出し、いよいよ、10キロ地点を折り返しました。しかし、折り返した途端に向かい風の洗礼を浴びることに・・・。それほど強い風ではないにしても、風速2、3メートルはある感じ。走り慣れていない僕には相当きつく、そこから体力が一気に消耗し始めました。
 そして、稲毛海浜公園の林間コースに入ってからは、防風林に守られ風の影響を受けることなく、どうにか海浜公園内の2キロくらいを走破し、再び、海岸沿いの大通りへ。
 あと残り5キロ地点でここから勝負と行きたいところではあったが、両ふくらはぎが硬直し始め、右ふくらはぎに至っては、「ピキン」となったような感じで攣りそうな予感が・・・。
 心肺機能は余裕があるのに、脚が上がらないのがもどかしい・・・。
「あー当然の結果だな」と思いつつも、「みんな辛いのは一緒なんだ」と我を叱咤し、脚の消耗と向かい風に耐えながら、精神力だけでどうにか乗り切り、沿道の声援の皆様にも励まされながら、自分との戦いも最終局面へ移り、いよいよ千葉マリンスタジアム内へ突入!
 千葉マリンスタジアムの芝は柔らかく、脚への負担も少なかったので、意外とダッシュが利きました。「マリンの人工芝は思っていたより柔らかかった~。これだけでも走った価値があったな~」
 そして、ゴール!
 ゴールの瞬間は正直複雑でした。完走してやり切った思いはありましたけど、なんと言ってもタイムが1時間40分ジャストでしたから・・・。
でも世の中、そんなに甘くない。そう考えれば、今回のタイムは当然の結果かもしれない。
 参加賞はタオルとQちゃんCMのドリンク「バーム」。個人的にランニンググローブが貰えるものと思っていたので非情に残念。

 今回マラソンを走って感じたことは、年配の方がすごく多いことです。しかもみんなあまり息を切らしていないし、楽しそうに走ってました。やっぱり、スポーツの原点であるランニングは基礎体力を養う上で重要ですね。サッカー部の出場者も多かったような気がします。
 僕は、景色を見る余裕も無く、どっちかと言うと、楽しかったよりは、厳しかったです。
 走る格好は様々で、今日は千葉マリンが舞台だけに、千葉ロッテのユニフォームを着て走っている方がいました。僕は、渡辺俊介のタオルマフラーを持参したのだけど、結局首に巻きませんでした(その余裕がありませんでした)
 そして、何よりランナーが極限の中で、いかに自分と格闘し、乗り切ろうとしているか、その厳しさが少しわかったような気がします。さらに、沿道の声援が、いかに選手に勇気を与えるかも身に染みて感じましたね。
  
 最後になりますが、来年は東京マラソンに出ようかなと画策していましたが、今日走ってみて、体力的に無理であることがわかりました。しかし、ランニングの楽しさと重要性を改めて知る機会となりましたので、次は3月の立川か小田原にターゲットを絞って、当面はハーフを走りたいと思っています。

千葉ロッテマリーンズデー☆2008年01月22日 20時36分26秒

今日、千葉マリンマラソンに出場し、帰りにプレナ幕張に立ち寄った際、bayFM主催のファン感謝イベント「千葉ロッテマリーンズデー」を覗いて来ました。
 DJは島村幸雄で、ロッテの出演者は里崎と成瀬。「おーこんなところで、里崎と成瀬のトークを見られることは、なんというラッキーだろう!(知らなかったので)」

ということで、彼らのトークとチャリティーオークションの一部始終を見て、幸せな気分になりましたので、皆さんにもその一部を紹介したいと思います。

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Question(リスナー):休みの日は何をしてるんですか?

Answer(里崎):大体移動日になることが多いので、昼間まで寝ていたりすることが多いですね。あと、時間に余裕がある時は、知人とご飯を食べたりすることが多いです。

Answer(成瀬):生活のリズムが、深夜まで起きていることが多いので、大概4時までとか、寝て過ごすことが多いです。


Question(リスナー):一年間に使用するグラブの数は?

Answer(里崎):試合用と練習用で、二つ使用しています。試合用は6、7年使用していますね。ミットは掌感覚で使用できる事が重要で、新しいミットとなると(フィットするミットを)探すのが難しいので、今のミットを引退するまで使うつもりでいます。

Answer(成瀬):僕も、試合用と練習用で、二つ使用していますね。

※以上のコメントは発言そのままではありません、ニュアンス的に同じです。
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チャリティオークションでは、里崎選手のサイン入りユニフォームが12万5千円、そして成瀬選手の最後の「背番号60」のサイン入りユニフォームが何と16万円で最高値となりました。

この時のやり取りで、一万円しか持ってない方が、毎回「一万円!」と入札している現状を見て、開始価格を「じゃあ一万5千円から」と言ってファンを和ませていた姿が印象的でしたね。
里崎選手の厳しいながらも、その独自のユーモア性でチームを和ませるキャラクターは、大概の人が好意を抱くのではないでしょうか。

そして、成瀬選手は今は言うまでもなくロッテの、そして球界のエース。
そのマイペースな正確で、最近は太り気味な事に、「太っていることはあまりピッチングに影響しません」と発言していましたが、オークションの時に「勝利数の17万円」と発言していたことからも、今季は最多勝を狙っているはずです。

今日の顔つきを見て、二人が良いオフを過ごし、今季の優勝への準備ができているように思えました。
里崎選手は、優勝を狙うと明言していましたので、今季もこのバッテリーには、期待して良いと感じた、今日の千葉ロッテマリーンズデーでした。

コーキ!オレ!!2008年01月29日 23時41分00秒

水野の移籍が[[セルティック公式サイト|http://www.celticfc.net/news/stories/news_290108093203.aspx]]にて正式発表されましたね。契約は三年半。中村俊輔と並ぶ活躍を期待されてますね。

しかし、ジェフサポの僕にとっては、とうとうこの日が来てしまったという感じです。
言い方は悪いですが、傲慢チキに映るドリブルが僕は好きでした。

思えば、2006年のナビスコカップ決勝で、右サイドから中央へ切れ込んでボールを貰い、左サイドネットを突き刺したシュート。そして、あとアマル元監督の所へ一目散に突っ走って、アマル前監督と共に喜びを爆発して抱き合ったシーンが忘れられない。
あの時は、アマル前監督になってから順位が落ちる一方だった我がクラブでも、ナビスコを連覇して「来年は良い方向へ向かうだろう」と期待感が芽生えたのだけど、まさかここまでの選手流出はとうてい・・・。
「いつまでウジウジしていてもしようがない。新しいチームは動き出しているし、選手にも申し訳ない」と思って切り替えようと思っても、やはり、あまりにもショックが大きすぎて、まだ吹っ切ることができない。でも前を向くしかない!

と、それはさておき、海外移籍を睨んであえて契約更新をしなかったのか、クラブの過失の有無はどうであったのかも、もうこの際置いといて、水野が「海外がなければ、ジェフでやる」、そしてファン感謝デーで、「戻ってきたらジェフでやりたい」と言ってくれた水野を僕は応援したい!
そして、ジェフから直接海外への移籍は廣山に次ぐ二人目だし、英国の新聞に「JEF United」の文字を轟かせてくれたので、頑張ってほしいと願います。

フィジカルは弱くても大丈夫。「柔能く剛を制す」だ!
松井が大きな選手とやる上で「腕を使ってボールとの間合いを取ることが大事」だと言っていた。基本的な事ではあるのだけど、海外でやるには重要だと思う。
それでも、ジェフでも、強引に腕を使って体を入れていたし、体格の差もそれほど問題ないと思っている。それに君は俊輔よりは断然速い。そして、何と言ってもオシムさんの下でサッカーをしていたのだから。

水野は、セルティックパークでケルト人の英雄になれるか、そして英国中に「コーキ」の名前を知らしめる事ができるか。

コーキ!オレ!!
コーキ!オレ!!