千葉ロッテマリーンズデー☆2008年01月22日 20時36分26秒

今日、千葉マリンマラソンに出場し、帰りにプレナ幕張に立ち寄った際、bayFM主催のファン感謝イベント「千葉ロッテマリーンズデー」を覗いて来ました。
 DJは島村幸雄で、ロッテの出演者は里崎と成瀬。「おーこんなところで、里崎と成瀬のトークを見られることは、なんというラッキーだろう!(知らなかったので)」

ということで、彼らのトークとチャリティーオークションの一部始終を見て、幸せな気分になりましたので、皆さんにもその一部を紹介したいと思います。

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Question(リスナー):休みの日は何をしてるんですか?

Answer(里崎):大体移動日になることが多いので、昼間まで寝ていたりすることが多いですね。あと、時間に余裕がある時は、知人とご飯を食べたりすることが多いです。

Answer(成瀬):生活のリズムが、深夜まで起きていることが多いので、大概4時までとか、寝て過ごすことが多いです。


Question(リスナー):一年間に使用するグラブの数は?

Answer(里崎):試合用と練習用で、二つ使用しています。試合用は6、7年使用していますね。ミットは掌感覚で使用できる事が重要で、新しいミットとなると(フィットするミットを)探すのが難しいので、今のミットを引退するまで使うつもりでいます。

Answer(成瀬):僕も、試合用と練習用で、二つ使用していますね。

※以上のコメントは発言そのままではありません、ニュアンス的に同じです。
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チャリティオークションでは、里崎選手のサイン入りユニフォームが12万5千円、そして成瀬選手の最後の「背番号60」のサイン入りユニフォームが何と16万円で最高値となりました。

この時のやり取りで、一万円しか持ってない方が、毎回「一万円!」と入札している現状を見て、開始価格を「じゃあ一万5千円から」と言ってファンを和ませていた姿が印象的でしたね。
里崎選手の厳しいながらも、その独自のユーモア性でチームを和ませるキャラクターは、大概の人が好意を抱くのではないでしょうか。

そして、成瀬選手は今は言うまでもなくロッテの、そして球界のエース。
そのマイペースな正確で、最近は太り気味な事に、「太っていることはあまりピッチングに影響しません」と発言していましたが、オークションの時に「勝利数の17万円」と発言していたことからも、今季は最多勝を狙っているはずです。

今日の顔つきを見て、二人が良いオフを過ごし、今季の優勝への準備ができているように思えました。
里崎選手は、優勝を狙うと明言していましたので、今季もこのバッテリーには、期待して良いと感じた、今日の千葉ロッテマリーンズデーでした。

ありがとう、ジョニー!2007年12月12日 21時19分43秒

ジョニーがとうとう引退してしまった。
ジョニーの復活を期待し、そしてその思いは果てしなく熱かっただけに、今の気持ちのやり場が見つからない。

トライアウトを受けなかったのは、さすがのライハンハートにもヒビが入るほど、やはり肩と肘の状態が思わしくなかったのか、もしくは、全盛期には程遠い「絶望と言う名の深淵」で身動きが取れなくなってしまっていたのかもしれない。

ロッテ退団の時にもジョニーへの思いは書いたし、今日はこれ以上言葉が見つからないし、あれこれと書く気にもならない。

ファンは、あのマウンドで流した涙を勇姿を忘れることはないだろう。
そして、ジョニーの幻影はこれからもマウンドで生き続けるに違いない。

ジョニーよ、これまで夢を見せてくれて本当にありがとう!そして現役生活お疲れ様。本当に苦しかったことだろう。

その見返りとして、第二の人生の船出が、明るく照らされた大海原のごとく針路が無限であることを祈っている。そして、いつの日か、東京湾へ、幕張の浜へ寄港することを心から願っている。

ありがとう、ジョニー!頑張れ、ジョニー!

そしてYFKの“Y”もメジャーの舞台へ2007年11月29日 22時17分00秒

とうとう“YFK”の最後の砦、今シーズンでもコバマサの不調から「最後の砦」を担った薮田投手が、今シーズンのホールドポイントのタイトルを引っ提げて、海を渡ることとなった。契約に至った球団は、昨今では万年最下位のカンザスシティー・ロイヤルズ。契約内容は、2年総額600万ドルという破格の内容。この破格の契約にある背景にはやはり、メジャーにおけるマーケットの規模の大きさと健全な経営球団がなされていることを如実に表している。
ところで、カンザスシティは、アメリカの「カントリーロード」の代名詞と言われるような人恋しくなるような場所かと思いきや、カンザス州とミズーリ州に跨るこの大都市圏は、古くからミズーリ川とカンザス川が合流する交通の要衝として発展し、昨今でもアメリカの産業の根幹を成している地域であるらしい。
薮田がカンザスシティを選択したのは、日本球界を知り尽くすヒルマン監督の誘いと球団からの好条件の提示の他に、このような大都市圏と田舎が同居する環境が、慣れ親しんだ千葉と重なるような心境もあったのではなかったかと思う。

薮田投手は、この万年最下位のチームの中継ぎのエースとして期待されることになるであろうが、伸びのあるストレートに加え、チェンジアップ、フォークを駆使し、さらに制球の良さを考えれば活躍できることはほぼ間違いないであろう。また、打者が二巡することが多くない中継ぎ役であるのと、メジャーでは投げる投手がそれほど多くないフォークボールが大きな武器になること、また去年のWBCではアメリカを完全に抑えているなど、その実力は折り紙付きであり、活躍できる要因は幾らでもあげられるだろう。
薮田投手には、ロッテの誇り、そして日本人としての誇りを持って、しっかりメジャーの舞台で軌跡を残してほしいと思う。

しかし、日本人としてメジャーで活躍できる選手が増えるのは喜ばしいことであるが、日本球界の空洞化は近い将来に起こり得るものとして、大きな懸念材料だ。
以前にも述べさせて頂いたが、日本球界は、マネーゲームでは到底メジャーにおけるマーケットの規模の大きさから言って、到底太刀打ちできない。
昨今のメジャーリーグ全体では、人材難が発生し、日本球団とのFA選手の獲得であれば、ドラフトの上位指名権を保障として譲渡する必要があるメジャー球団同士のFAよりも損失がないことと、日本選手の評価の高さも相俟って、日本市場が草刈場になってしまっている。
また、選手側から見れば、年棒の高さに加え、社会保障の充実(例えば年金制度)、そしてプロになるような人たちであれば上昇志向を持っているのが常であろうから、レベルの高いリーグでプレーしたいと思うのが本望であろう。
さらに、選手生活は短いもので、第二の人生という転機が必ず訪れる。その時、プロの一線で活躍できるのはごくわずかであり、解説者や評論家などで生計を立てることができるのもさらに極わずかであり、多くの現役生活を終えた選手たちが、同年代の人たちよりもサラリーが劣るようになるだろう。それを考えたら、金銭面の待遇に対して拘り続ける気持ちを大事にして上げたいことも確かだ。それに、一般企業でも重責を担う地位ほど、多額の報酬が得られるように、プロ野球選手は多くの人間の夢と希望を一手に受け持つ立場であるのだから、大事にしてあげたいと思うのは当然である。
ざっと上述した事柄だけでも、今後もメジャーへの流出は避けられないであろう。しかし、流出を阻止する最善の策は、球団の真摯な対応であることが一番であることは確かなのだが、私たちファンからの声援が何よりの緩衝材であり、フィルタになることが、少なからず存在していることも確かである。
とは言え、この問題はNPBなどで、兼ねてより問題提起されている事柄であるから、私などがあれこれ述べる必要もないのだが、この事に関しては、また別の機会で取り上げさせて頂きたいと思う。

さらに脱線してしまうようであるが、来期のロッテに話を移させて頂くと、今シーズンの川崎を初め、荻野、内などの若手が実力の片鱗を見せ始め、また、実りのあるドラフトになったことは喜ばしいことであるが、今シーズンのコバマサの不調で回ってきたクローザーを兼任していた薮田投手のいなくなった穴は、来期優勝を狙うチームにとっては厳しいように思う。
来期を若手育成のシーズンとして考えているのならば話は早いが、若手を育てながら優勝を狙うことに至極困難であることは確かだ。今のような抑えを固定できない状況であれば、打順のように、継投も流動的な「ボビーマジック」に期待することしかできないだろう。しかし、このことに、私の心の中で、一筋の希望と一抹の不安が同居している事は否めない。それでも、ファンとしては応援するしかないのが実情だ。そう期待するしかないだろう。

そう、大丈夫。薮田投手の穴はチーム力で埋めることができると信じている。だから、心置きなくメジャーで全力投球して下さい。日本から応援しています。

YFKの“K”はインディアンスへ2007年11月21日 21時10分00秒

YFKの締め役を担っていた“K”のコバマサこと小林雅英投手がインディアンスと契約した。
契約は2年で625万ドルというから、メジャーのマーケットの規模がどれだけ大きいかということを再びまざまざと見せつけられる格好となった。

今シーズン、ロッテでは抑え切れずに勝ち星を落とし、「戦犯」になったゲームが多かったこともあって、いまいちパッとしなかったが、7年連続20セーブ以上の記録は快挙であるし、インディアンスの評価が高かったのはこの実績に基づくものだろう。
また、日本の投手が評価が高い上に、日本人投手の獲得はメジャー球団同士のFAと比較して、ドラフト制度への影響がないことも相俟って、買い手市場になっているのも、スムーズに契約に至った理由でもあるだろう。
コバマサにはヤキモキされた場面も多かったが、今考えればロッテ躍進の原動力であり、長年チームに安定感を与えた「幕張の防波堤」には「本当にありがとう」と言いたい。

さて、そのインディアンスだが、今シーズン、レッドソックスを最後まで追い詰めた伝統あるチームである。過去に日本人は、先日ドラフトで日本ハムに1位指名された多田野数人がわずかの期間ながら所属していたのが記憶に新しい。
先発陣はア・リーグではレッドソックスと並び、サバシア、カルモナ、バードの三本柱の好投手を抱えており、クローザーには今シーズンのア・リーグ、セーブトップのボロースキが控えている。
おそらく、コバマサの役割は、十中八九セットアッパーになるだろう。
成功するかとの疑問点に関して個人的見解で言えば、メジャーの横に広いストライクゾーンに対して、縦系の変化球は有効であると思うが、コバマサの縦のスライダーは意外と武器になるかもしれない。しかし、松坂のように曲がらない失投をしてしまうと軽くホームランされるメジャーのパワーは脅威であることから、ロッテ時代のようなランナーを背負って粘り強く投げるということは通用しないと考えておいた方が良いと思う。また、シュートに加え、シンカーも覚えた方が有効的でもあるように思う。マリナーズでクローザーをしていた佐々木を見ても、ストレートのスピードが92マイル程しか出ていなくても守護神の役をこなしていたことを考えると縦の変化球を使い分けることが成功の基準になると思うからだ。
今シーズンの成績を見る限り、ファンとしてはネガティブシンキングに陥りやすくなってしまうが、どうか、先発陣からの投手リレー失敗の「失態」を起こすことなく、クリーブランドのファンに受け入れられる存在になってほしいと切に願う。

最後に、

小林雅英投手、本当に今までロッテのためにありがとう。そして、メジャーで成功を掴んで下さい。日本から応援してます。

中日優勝おめでとう。そしてロッテの去就の三人について。2007年11月02日 20時59分00秒

初めに、中日ドラゴンズの選手の皆様並びにファンの皆様、日本一おめでとうございます。
日本一は53年ぶりとのことらしいですが、常にセのAクラスの位置にいるチームなのに個人的に以外ですね。セリーグ優勝で留まってしまっていたのですね。

僕と中日との関係と言えば、地元がウーやん(宇野 勝)や鈴木 孝政を輩出したところで、父親が巨人戦を見ながら良く中日を応援していたのを思い出します。
「ウーやん」繋がりだと、僕が中学の時、「ウーやん」のように落球した同級生を「ウーやん」呼ばわりして、ちゃかしていたことを思い出しました(笑)

最近で中日戦を生観戦したのは、去年のロッテとの交流戦とドームでの巨人戦ですね。その時の中日ファンの応援は熱かったですね。
中日の試合をいつも見ているわけではないので、中日の選手を語るのは厚かましいのですが、僕は高校時代にセカンド(最後の夏はサード)を守っていたこともあって、荒木と井端のニ遊間コンビの魅せるプレーは大好きですね。僕自身、ゲッツーの時のグラブトスは練習でも試合でも良くやっていましたが、あれを高校野球でやると、どこの監督さんもお冠になるところが多いのではないでしょうか。「余計ことをするなと・・・。」

それはそうと、中日ファンの方には水を差して申し訳ないのですが、ロッテの功労者の去就について、本題に入らせて頂きたいと思います。

今日、昨日の日刊スポーツなどの各スポーツ紙に、ジョニーと藤田の去就について報道されていました。

藤田については、ソフトバンクが破格の待遇で獲得を考えているとのことですが、本人にとっては去年のWBCで日本代表を率いた王監督の下で野球をやれることは幸せなことかもしれません。実際、アメリカ戦やキューバ戦でセットアッパーとして信頼され、仕事をこなしていましたので、今年のようなロッテでの継投失敗を犯さなければソフトバンクに行ったとしてもセットアッパーとして試合で多用されることは間違いないでしょう。元々藤田は変化球で勝負するタイプなので、今年はコントールの甘さがでてしまっていたと思いますが、コントロールを修正して来れば、まだ現役でバリバリやれるピッチャーだと思っていたので、正直、ロッテのコーチ就任要請による拒否からの戦力外通告には驚きました。しかし、野球選手として現役にこだわってほしいと思いますので、新天地でその雄姿を見せてほしいですね。ただ、ロッテファンとしては、ソフトバンクなどの優勝争いができるライバルチームへの移籍は複雑ですけどね。

ジョニーについては、ヤクルトがトライアウト後に獲得を検討していると報道されていたが、検討要素が、ジョニーの人気にあやかって、観衆増員に繋げたい意向もあって、実力的には1回くらいのリリーフなら十分だろうとの内容でした。
ジョニーに思い入れがある僕は、ジョニーのライオンハートと呼んでもいいくらいの素晴らしい闘志を見てきて、復帰をずっと待ち望んでいたので、先発にはこだわってほしいと思います。だから、そんな客寄せパンダを期待している球団には行ってほしくないですね。個人的には、「野村再生工場」の楽天に行ってほしいです。経験豊かな監督でID野球と謳われる監督の下で野球をやることは野球生活でも人生においても勉強になることは多いと思うし、ピークを超えて体力的に向上しない選手にとってさらなる成長を求めるには、メンタル面や技術面を鍛えるしかないという理由からですけどね。野村監督は、選手を見抜く眼力があり、一言で選手を変えてしまう方なので、ジョニーには元々持っているメンタルの強さに、巧さを兼ね備えてもらい、もう一旗上げてほしい。そして、野球ファンに、マウンド上であのハツラツとした笑顔を見せてくれることを期待しています。

最後に、「コバマサ」こと小林雅英についてです。
本日、とうとうFA宣言をされました。メジャーを視野においているとのことですが、メジャーでは今のストレートでは並ですし、変化球もスライダーとシュートだけではきついでしょう。以前のストレートの威力に加えて、ツーシームを投げるとか、シュートに加えてシンカーなどの落ちるボールを習得しないと厳しいと思いますね。最も最近は打たせて取ることを考えた投球術に切り替えているので、王建民がいい見本になるかもしれません。
僕個人としては、長年ロッテを支えた功労者ですから、正直どこにも行ってほしくありませんが、そうは言っても今年のような投球を見せてほしくはありません。今さら言い訳するのは恥ずかしいことですが、抑えるところをしっかりしていれば、リーグ優勝できましたしね。年齢的に全盛期の球威を取り戻すのは不可能に近いですが、ドジャースの斉藤投手のような例もありますし、ロッテに残って奮起してもらいたいのが、正直なところかもしれません。

以上、過渡期の三人について今の個人的心境を綴ってみましたが、ロッテファンを超えて、そして野球ファンとしても今後の球界にまだまだ貢献できる3人だと思いますので、まだ去就は決まっていませんが、動向に注目し、そして今後の野球人生を存分に楽しんでほしいと切に願っています。